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インタビュー

2017.09.14

フランスのbio はブームから生活の一部に

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日本でいう有機・オーガニックにあたる言葉はフランスではbio (ビオ)といいますが、似た意味でnaturel(ナチュレル)と言ったりもします。私たちもBioという単語はスーパーなどに並ぶフランスからの輸入食品のラベルで見ることがあると思います。

フランスはヨーロッパの中でも農業大国ですが、有機農法についてはかなり先進的に取組んできたことでも有名。

「フランスでは農薬問題について、昔からメデイアがかなりうるさく取り上げてきましたから一般の人も高い関心をもってみてきています。だからbio の流れは、まずは農産物から始まり乳製品などへと波及していったんですよね。10年ほど前からは消費者の買い物にも浸透してきています。でもその頃はbio=高額という感覚があり、フランス全体というよりもやはり都市部のパリの一部の人たちにブレイクしているだけのようにも見受けられました。しかし、ここ4、5年で、かなりの人たちがbioの方向へ向かっています」。その証拠に、スーパーには年々bioというラベルの貼られたものがどんどん増えていると。

出典:Photo by Peter Wendt on Unsplash

また6区のラスパイユ通りでは毎週日曜ごとに有名なbioの市が開かれます。その他の場所でもマルシェと呼ばれる市がたつので、そういったところでbio製品をしかも手軽な価格で入手できることがその流れに弾みをつけているのだそうです。

パリでは、bio の流れはヘアサロンにも波及

そして最近のパリでは、bioを掲げるヘアサロンも出てきているようです。道代さんが紹介してくれたこの店は現在パリに4軒ほどの支店をもつbio を全面に押し出したヘアサロンで、地方にも複数の店を出店しようとしているとのこと。

「この店では、10年前からヘアーカラーを100%植物性のものにすることにより、細毛、ドライ毛、脂性といった髪の問題を解決してきたということです。化学薬品のヘアーカラーと違い本来の髪の上に自然色素を貼り付けるようなかたちで行いますので、時間は通常の1.5倍かかります。けれども、これで低入れをすればするほど髪を丈夫にし、色のコーティングも輝かしさを増すのだそうです」

とはいえパリでもbio のヘアサロンに実際に通っている人はやはり健康志向が強く高感度な人なのだとか。

「友人も髪の手入れをbio に変えた当初は髪がパサパサしてしまったようです。多くの場合、そこであきらめてまた元に戻ってしまうんですが、友人はかなりの強い意志でbio での手入れを持続したおかげで、今は素晴らしく健康的な艶のある髪でオシャレを楽しんでいます」。

bio は化学的な人工物とは違うので、すぐに効果を実感できるわけではないのです。でも毎日の生活の中に根付かせることによって次第に長年痛んだ髪が元気になったり、カラーリング後のアレルギー反応から解放されて体調が良くなる人もいるのですから試してみる価値はありそうですね。

日本はまだまだオーガニック後進国

ドイツ、フランス、アメリカ、などと比較すると有機・オーガニック市場はまだまだ小さい日本。でも少しずつですが、その流れは広がっていっていくようです。

有機・オーガニックの良い点は、健康的であることはもちろんですが、環境への負担を最大限に軽減するという点です。地球に優しく、そして次の時代を生きる子どもたちに少しでもよい環境を残せることですね。私たちコンフェクションは今後も環境に優しいことにこだわってスマートにいきたいと思います。

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