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2017.10.14

人はなぜ旅をするのか No.2 「商人は旅人だった ~1~」

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商人は旅人でした。

旅は、商活動の一環として、商人によって始められたのではないかといわれています。ある土地から別の土地へ商品を運ばなければ商売は成り立ちませんから、この推測は当たっているでしょう。

古代、フェニキア人は地中海を字部の庭のように縦横無人に広告し、レバノン杉を売って大きな利益を挙げていました。スペインのマリョルカ(マジョルカ)等にもその遺跡が残っています。地中海を東から西まで公開していたこの航海者、りっぱな旅行者でした。

ローマ帝国が成立すると、込んだ尾はローマの商人たちが地中海交易の利益を手中に収めました。さらにローマ帝国が道路網を建設すると、ヨーロッパやアフリカから、さらにアジアまで交易圏が広がっていきました。その道路網の延長は、1級道路が9万キロ、2級道路が20万キロに及んだといわれます。1級道路はもちろん馬車がすれ違える幅をもっていました。

ローマを訪れた方は、ヴィア・アッピア(アッピア街道)をご覧になっていると思います。
道路は石を敷き詰めた堅牢なものです。
敷地は玄武岩でしょうか。硬い石であるにも関わらず車輪のわだちが深く残っています。貴族たちの馬車や兵士たちの戦車や荷物運搬車がいかに頻繁に往来していたか、それをありありと想像させる道路です。

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