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2017.08.21

「はじめまして、Qonfectionで製造責任を務める緒方です」

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主婦だけれど、好きなことをやりたい!

前迫 Qonfectionのお話を伺うということですが、緒方さんは、もともとお菓子に関わるお仕事をしていらしたんですか?

緒方 いいえ。もともとお菓子づくりはただの趣味でやっていたんです。結婚して子どももいましたし。でも、あるとき体調を壊して、入院や手術を経験しました。命に関わるようなことではなかったんですが、なんかそのときに『もっと好きなことをやっていかなきゃ!』と思ったんですよね。 それで、まずはお菓子を習うことにしました。それ以前は趣味でしかなかったので、きちんとお菓子づくりを習いたいと思ったんです。最初は好きな洋菓子店がやっている教室に通い始めました。でもそれだけでは満足できなくなって、ル・コルドン・ブルーでより本格的に学ぶことにしました。

前迫 ル・コルドン・ブルーは、世界的にも有名な、そして伝統的なフランスのお菓子の学校ですね?

緒方 はい、先生がフランス人でフランス語しかしゃべってくれません。通訳のかたがいて、そのかたが話したことを必死でメモする感じでした。ル・コルドン・ブルーってレシピにつくり方が書いてないんです。材料しか書いていなくて、作り方は授業で教えられるのでそれを自分でメモしていかないといけない。授業は週末だったんですが、毎回授業が終わるとくたくたでした。しかも、そのとき平日は会社に行っていましたし、子どももまだ小さかったので毎日の家事育児も手を抜けない。

だから毎日あり得ないほどの忙しさと疲労を感じていました。でも大好きなお菓子づくりをできる喜びの方が勝っていました。もちろん家族の協力もあって、できたことですが。

パティシエとしての第1歩を踏み出す

前迫 ル・コルドン・ブルーを卒業してからはどうされたのですか?

緒方 平日は相変わらず、仕事と家事育児に追われていたので、週末にお菓子教室をご近所さん向けに開くことにしました。でも、次第にムクムクと私の中で「もっと積極的にやりたい!」「自分で作ってレシピ本を出版したい!」っていう気持ちが湧き上がってきちゃったんですよね。ル・コルドン・ブルーの授業で自分でレシピをメモしていたのがすごく楽しくて。だったら自分でレシピを作って本を出したらもっと楽しいんじゃないかなあと。

前迫 でも、本って出したいと思って出せるものじゃないですよね?

緒方 自分では作れないですからね。だから企画書を作って出版社に持ち込みました。子ども向けのお菓子づくりのレシピ本です。私自身がは子どものときからお菓子づくりが趣味だったんです。作ったものを家族や友達にあげたときに「おいしい!」って言ってもらえることがとてもうれしくて。そういう、人を喜ばせることが自分の幸せにつながるっていう気持ちを子どもたちに育んで欲しいと思って企画をたてました。そしたらあれよあれよといううちに出版となりまして。今は「宮沢うらら」の名前で約30冊ほどレシピ本を出版させていただいています。

前迫 30冊ですか! すごい!!

緒方 はい、すごくありがたかったです。出版が忙しくなったのでそれまで勤めていた会社も辞め、お菓子づくりに没頭できるようになりました。毎日お菓子を試作しては、食べ、試作しては食べの繰り返しでした。大好きなお菓子づくりをとことん追求できてとても幸せな時間でした。でも少ししてから洋菓子に対して少し疑問を持ち始めるようになるんです。

お菓子づくりに没頭できる環境となり、まさにパティシエへの入り口に立ったかのように見えた緒方さんの気持ちにおきた変化とは?次回をお楽しみに

Qonfection | SWEET WEB MAGAZINE