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2019.07.05

File No.1 第2回 からだをつくる、食品へのこだわり

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チャレンジし困難と立ち向かう女性たちへのインタビュー。File No.1はコンフェクションでレシピ開発の先頭にたつ緒方のり子さんです。インタビュアーはコンテンツ制作部の前迫です。

お菓子作りで身体に変化が……

緒方 レシピ本の出版のお仕事をたくさんいただき、しばらくは大好きなお菓子づくりに没頭していました。ところが、周りの人から言われて気付いたのですが、爪が割れたり、髪がパサついたり…。あと、顔がどす黒くなってきて。そんな感じで、だんだん身体に不調が現れるようになってきました。

前迫 忙しくて体調不良になってしまったのですか?

緒方 それもあると思うんですが、私はお菓子のせいなんじゃないかと思いました。レシピづくりは、毎日試作と試食の繰り返しです。しかも基本が洋菓子だったので、毎日大量の小麦粉とバターと砂糖を摂取していました。それ以外に生活で変わったことはなかったので。そこで口に入れるものに対して、もっと勉強した方が良いなと思い、マクロビオティックの学校に行きました。

前迫 ル・コルドン・ブルーのときもそうでしたが、緒方さんは勉強熱心なんですね。

緒方 勉強熱心というか、探究心が強いんだと思います。疑問に思ったり、知りたいと思ったことはどんどんやってしまうというか。それに、もともと食の安全に興味があったというのもあります。

食べることが、健康につながる

前迫 食の安全というと?

緒方 また子どもの頃の話になるのですが、私は小学生のころは少し体が弱くて、家で趣味のお菓子づくりや読書を楽しむような子でした。特に中学生のとき有吉佐和子さんの「複合汚染」という小説を読んで、感銘を受けまして。それまでは作ることだけに興味があったのですが、自分の体調のこともあって、自分の身体に入れるものすべてに興味がわくようになりました。それからは合成保存料や合成着色料などの食品添加物を避けるために、必ず食品表示を見るようになりました。

前迫 中学生で食品表示を必ず見るって、なかなか変わっていますよね。

緒方 はい。今思うと、ちょっと笑っちゃいますけどね。でもとにかくカタカナで表記されているものが入っている食品は食べないようにしようと決めたりして。だから友達の前ではお菓子を食べたふりをしたりをしなくちゃいけないので、たいへんでした。なので、ますます自分で作ることに夢中になっていきました。自分で作れば必ず安全ですからね。社会人になってからは職場での付き合いとかもあって、難しかったです。でもそのうち多少気にする程度になっていきましたし、ファーストフードにも行くようになりましたし!

でもマクロビオティックの学校できちんと勉強して、やはり身体に入れるものひとつひとつが身体を形成していくという感覚が戻ってきたんです。それで、身体によい洋菓子を作りたいと思うようになりました。

この後、Qonfection(コンフェクション)立ち上げの話が舞い込んでくることになります。次回もお楽しみに。

Qonfection | SWEET WEB MAGAZINE